プログラマーとは実際に何を行う業務かご存知でしょうか。まずはプログラマーのプロジェクト全体におけるポジションや役割について見ていきましょう。
プログラマーは、コンピューターが実行するプログラムを構築することが主な業務です。プログラミング言語でさまざまなシステムやソフトウェアを実装していきます。
必須スキルとしては、何からのプログラム言語を理解していること。専門職であるため、プログラミング言語のスキルは不可欠です。
加えて、プログラマーとしてプログラミングをするだけでなく、プログラミングをする対象の業務に関する理解も求められてきます。病院のシステム開発の場合は、医療の知識。金融機関系では、金融の知識があれば業務が捗ります。
このように、携わる現場や業界毎に構築するプログラムが変わることが影響しています。知識を備えておくと、何か問題が起きたときに迅速な対処が可能です。
そのほか、プログラミング開発の際には、数学的な処理の必要性も出てきます。
ゲームプログラミングでは、リアルな動作表現で力学を用いた計算をするケースがあります。業務系アプリ開発の場合は、会計上の計算処理で数値を扱う必要が出てくるケースも。数字や数学・物理関連の知識を有しておけば、多くの場面でプログラミングに役立つでしょう。
あとは、コミュニケーション能力も大切です。一見、プログラマーには無縁に感じるかもしれませんが、相手の要求をきちんと理解する必要があるのがプログラマー。
また、システムエンジニアやデザイナー、他のプログラマーと協働して作業を進める状況がほとんどでしょう。開発プロジェクトの規模が大きくなるほど、複数のプログラマーおよびSEがチームを組んで開発を進めることが一般的です。発注者や他チームメンバーとコミュニケーションを円滑に取るために必要となるスキルです。